ミロデザインによる貴重な椅子

 

こちらのお写真、左からフランス国宝企業ジュール・パンス社、現社長、エリック・パンス氏。

中央は、ミロ財団の方。右が、エリック・パンス氏の息子様。

 

1930年代、アートディレクターであったマリー・クトリは、

モダンスタイルのチェアを制作する為、当時の芸術家仲間であった、

ピカソ、ミロ、リュルサらを集め、チェアの背部分に使用するデザインを描いてもらいました。

 

彼らが描いた絵は、タペストリーの織り技法を使用し、テキスタイルとして再現され、

それをマリー・クトリがイメージしたチェアへ仕上げました。

 

それまで、ペインターとして有名だったミロの作品は、

彼女の作品を経て、絵画の域を超え、様々な形で表現されるようになりました。

 

多くの有名芸術家の作品を使用したマリー・クトリの作品は、

タペストリーのパイオニアとして、再びタペストリーに注目が集まるようになりました。

 

1922年、彼女はパリに『Myrbor』というショップをオープンします。

 

彼女の作品は、あのコスメブランドの創始者である

ヘレナ・ルビンスタインの美術コレクションやアルバート・C.バーンズによる

フィラデルフィア郊外ローワーメリオンにある美術財団「バーンズ・コレクション」の一部となり、

1936年には、アメリカの有名美術館のアートコレクションとして所有されました。

 

そして、1963年よりフランス国立近代美術館のコレクション作品として所蔵されております。

 

こちらの、チェアー、日本では当店のみのお取り扱いとなります。